愛しの先生は旦那様
綾女はラーメンを口の中に流し込みながら坂口さんについて分析を始めた。
「まず、昼食中に勉強を教えてもらう神経がわかんない!しかもちゃっかり隣にいるし。ここは食堂。職員室とかで聞くならまだいいものの食堂まで付きまとうか…。恐るべし坂口さん」
「先生も言ってたよ。坂口は俺のことが好きで居眠りで俺の気をひこうとしてるって」
「先生、意外とナルシストっしょ!」
「かもね~。うん、そうかもね」
「まぁたしかにイケメンだからね」
「んー…そうだね」
イケメンなんですよ、先生は。
メガネをかけてるときはきゅんきゅんする。
変態が直ればいいんだけどね。