先生と天の川。


夏休み最後の日…

私は星野さんに誘われて
食事にいった。


もちろん大学生のふりで。



「姫島さん。ここここ!!」

「すみません。遅くなってしまって」

「大丈夫!!大丈夫!!こっちこそ急にごめんね」

「いやいや、実は星野さんに言いたいことがあるんです」

「俺も聞きたいことがあるんだ」

そういって私はバックを椅子に置こうとした瞬間
バックの中身を落としてしまった。

急いで全部をしまった。

「私星野さんが好きです。付き合って下さい。」

そう言った瞬間に電話がきた。
「あっすみません。」

電話は栖美玲だった。

「ね、美織ー。振られちゃったよ… 。
 どうしたらいいのかな。しにたいよ…」

すると電話は切れ…


「 星野さん!! すみません。栖美玲のとこに行ってきます。」
私は大事なものを落とし忘れたまま走ってしまった。

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