先生と天の川。
その日のホームルームに
先生は、こんな事をいいだした
「お前らは、何のために受験勉強しているんだ?」
考えたこともなかった
みんなが勉強しているから私も
そんな軽い気持ちだった。
「きれい事になっちゃうかもしれないが聞いてくれ。俺はただ目標もなく当たり前だから…と思い大学に進学した…。しかしそれは大きな間違いだった」
「どうしてですか?」
田中さんが先生に質問する
「俺にはやりたいってものがないのに、親にたくさんの金を払わせて当たり前のように大学にいった。だけど俺はそこじゃ自分のやりたい事ができないって気が付いた。そして大学をやめた。
でもやりたいって思うことを諦めずに頑張ったから今ここに立てているんだ。
だから、お前たちにも、後悔してほしくないんだ。」
先生の話には説得力があった。
進路を考え直すこの時期に言ってくれた先生の気持ち。
私には届いたよ