大事だからこそ。
あたしは、いつの間にか流阿にお姫様だっこを

されていた。

流阿のくせは、あたしと会うと、必ずお姫様だっこをする。


嫌なんだけど、もうなれちゃった。

「流夏、そんな甘い声でしゃべるな。

まじ襲いたくなるからさ。

このままキスしちゃおっかなぁ?」



キ・・・キスぅ!?


流阿、変態化してる・・・!!



昔から変態だけど、昔より悪化してるよ!!

「もう冗談やめ・・・!!」

-チュ-!!

「流阿ぁ・・・いや・・・。」
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