光VS陰
―――カチャ
「鍵まで掛ける必要ある?」
「一応な」
逃がす気はなし、か
とりあえず様子見てみよう
「なんで俺が鬼陰だと考えた?」
「街で見たことある。鬼陰三代目総長って刺繍が入ったパーカー着たお前をな」
うーん…見られてたんじゃ言い訳しようがないな…
「それ以外に知ってる事ある?」
「それ以外?」
女だって事はバレてないのかな?
じゃあ男として通すか…
「…お前の言う通り、俺は鬼陰三代目総長だ」
腹括ろう