同じクラスのあいつ

好きなことを認める

それから、陸の事が好きだと自覚。


目はいつも、陸の方を見て、

勝手にドキドキしてる。


話したいけど、何か怖い。


喋ってその話し方とか、笑い方とか

「きも」とか、「引くわ。」


とか思われたりしたら・・・

うちと陸の席は少し遠い


隣の隣の列の席。

まだ、席替えしてなくて

出席番号順だから


次の席替えまでドキドキだった。


班長とか、企画委員とか


席を決められる委員とかになろうとしたけど



椎が、学長やるって言ったから

[私]「椎ー、席よろしく!」

[椎]「わかってる(笑)」


さすが親友、

それだけでも、嬉しかった。


で、組織決めで

椎は学長になった。


[私]「ねね、席決めるのって、いつからー?」

[椎]「今日の、昼休みから。」

[私]「何かたのしみだー」

[椎]「何かじゃなくて、陸のことでしょ。」

[私]「さすが 椎!」

----------------昼休み-----------------

[椎]「じゃあ、行ってくる」
[私]「うん。」

-------------5限目---------------------

[私]「席きまったー?」

[椎]「うん、でも席替えは、明日だって」




[私]「へえー」


家に帰って、席の事が気になって仕方なかった。

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