ツンデレの涙
第1章
☆ツンデレの彼
空を見上げたら薄い青に白い絵の具が
浮き立つようなキレイな空。
高校を卒業してもうすぐ2回目の春がくる。
大好きな生活雑貨の会社に入社して
その春に新設したショッピングモール「エブリ」に配属されてから、だいぶ仕事も覚えたしお店にも慣れた。
今日は久々の休み。
私、前原 未来は
これから美容院に行ってカット&カラーしてきます。
予約した美容院は小さいコップに薔薇が挿してあるの。
見ているとなんだか和んでしまう。
おしっ!カラーは
春らしくピンク系で……
なんて決めた瞬間。
ブブブッ
携帯が俊からの
メールを教えてくれる。
・・・ぷっ。
ぼんやりメールを読む。
「元気にしてた?今晩、空いてたらあーるに行こう!」
・・・んーっ・・・
確か前のメールっていつだったっけ?
たぶん1週間以上経ってるかも。
意外に平気なんだ
あたし・・・
・・・・・・あ。
俊も平気なんだ。
はははは・・・・・・・
俊とは最近兄弟化してる気がする。
高校のときに毎日通っていた「あーる」にさえも顔すら出してない。
「んじゃぁ。7時過ぎにあーるで」
・・・・・・うっわぁ
絵文字も使わないメールだ。
書置きかよっ!
長年、連添った夫婦ってこんな感じなのかなぁ。
浮き立つようなキレイな空。
高校を卒業してもうすぐ2回目の春がくる。
大好きな生活雑貨の会社に入社して
その春に新設したショッピングモール「エブリ」に配属されてから、だいぶ仕事も覚えたしお店にも慣れた。
今日は久々の休み。
私、前原 未来は
これから美容院に行ってカット&カラーしてきます。
予約した美容院は小さいコップに薔薇が挿してあるの。
見ているとなんだか和んでしまう。
おしっ!カラーは
春らしくピンク系で……
なんて決めた瞬間。
ブブブッ
携帯が俊からの
メールを教えてくれる。
・・・ぷっ。
ぼんやりメールを読む。
「元気にしてた?今晩、空いてたらあーるに行こう!」
・・・んーっ・・・
確か前のメールっていつだったっけ?
たぶん1週間以上経ってるかも。
意外に平気なんだ
あたし・・・
・・・・・・あ。
俊も平気なんだ。
はははは・・・・・・・
俊とは最近兄弟化してる気がする。
高校のときに毎日通っていた「あーる」にさえも顔すら出してない。
「んじゃぁ。7時過ぎにあーるで」
・・・・・・うっわぁ
絵文字も使わないメールだ。
書置きかよっ!
長年、連添った夫婦ってこんな感じなのかなぁ。