ツンデレの涙
ピッピピッ
・・・なんか俊に電話するよりもすっごく緊張するなぁ。
あ。呼び出してる・・・
・・・長いなぁ・・・
プッ
なんか忙しそうだし
また今度にしよ。
はぁ・・・
なんだかなぁ。
アタシ。悠斗に電話して何を話そうとしたんだろう。
だめだぁ。
また電話したくなってきた。
止まらなきゃアタシ。
ごめん。悠斗。
こんな時にばっかり。
いつも悠斗はさり気なくアタシを笑わせてくれる。
いつでも悠斗は出過ぎてしまうアタシにブレーキを掛けてくれる。
いつだって悠斗は疲れていたってアタシがどうしようもなかったら戻るべき場所を教えてくれていた。
悠斗・・・
ありがとう・・・
アタシいつも甘えてばかりだね。