ツンデレの涙

☆ツンデレ楽しい夕食


結局
悠斗となんの約束も無いまま
真夏を迎えてる。


モール内はお盆に向けての商戦が始まっていて、アタシも悠斗も残業続きでもうクタクタ・・・




今日も帰る頃にはすでに23時近い。





終電ギリギリで帰る
のぞみさん。


歩きのアタシは足を引きずりながらゆっくりと歩道を歩く。
もう。足が浮腫んでパンパンだし。





「おーーーぃ!未来っ!」




振り返ればやっぱり悠斗。




「なにやってんのよー!先に帰ったと思ったのに!」



「俺だって明日のギフトの仕込みで大変だったんだよっ」




なんだかんだ二人とも思いっきり疲れてるし。



息が落ち着いたところで
一緒に歩き出す。




「お腹空いたぁ・・・」

考えてみれば最後の休憩が夕方の6時だったっけ・・・




「そうだよなぁ・・・
 どっかで食べてくか?」


んんんっ???!!!




なんて言った?!今!!!!

< 34 / 136 >

この作品をシェア

pagetop