嘘つきな彼女Ⅱ
第3章
忘れられない夜
友依は最後まで話を聞いてくれた。
途中、2人して泣いてしまい、そのまま店内にいるには気まずくなって友依の家にいる。
「あの……ごめんね。すごい重かったでしょ」
「そんなことないよぉ。田部君と、そんなことがあったんだね……」
友依がどう思ったかは分からない。
だけど、私の気持ちは少し軽くなった。
聞いてくれたおかげかな。
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忘れられない夜