嘘つきな彼女Ⅱ

一緒に悩んでくれているレイラちゃんを見て、思わず笑いが込み上げる。


「どうして笑うんですか~」


「あはは。私はライバルなのに、一生懸命で嬉しいなって」


「そんな、比べられるレベルじゃないですよ!それに……華さんは私の憧れですもん」


「憧れ!?」



唇を尖らせて、拗ねたように言うレイラちゃん。

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