嘘つきな彼女Ⅱ

そんなことを思いながら、カフェまで歩く。



たまに声を掛けられながら……。



「すいません。私、こういう者なんですけど……」


「急いでるので」



突然後ろから声を掛けられた。



目の前に出されたチラシを押し退けて、そのまま歩く。
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