嘘つきな彼女Ⅱ

一緒に女の子達も着いて来てたみたいで。



「あれ~。山田花子、昨日のは何だったの?」



なぜかニヤニヤと笑いながら声を掛けられるけれど、そんなものに構っている暇はない。



「……何か、用?」



淳の目だけを見て、抑揚のない声で話す。

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