＊初恋③＊ ～☆梨紗のFirst Love☆～

一:｢嬉しいけど、複雑。｣


高:｢入り込める隙間ねぇな。
寝苦しくないのか？｣


一:｢軽いからね。
折れそうだよな。｣


高:｢細いもんね。

理性の塊の一磨が手を出すとはな(笑)｣


一:｢いろいろあったんだよ。
後で少し走ってくる。｣


高:｢なんで？｣


お腹を触りながら

一:｢食べ過ぎてぷよってなったから。｣


高:｢健樹も同じようなこと言ってたな。二人で走ってくれば？｣


一:｢そうする。
俺、梨紗の覚悟踏みにじんねぇから。｣


高:｢口先だけじゃ無理だぞ。
若名は会社のためならどんな手も使ってくるからな。｣


一:｢わかってる。｣


高:｢いいこと教えてやる。最終的に決めるのは会長じゃなくて若名 真人様と美香様だ。｣