＊初恋③＊ ～☆梨紗のFirst Love☆～

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梨紗たちも一磨たちが走り始めてからラフな格好に着替え屋敷の人と一緒に走り始めた


梨:｢すみません、我が儘言ってしまい。｣


使:｢いえ、平気ですよ。一磨様に比べれば(苦笑)｣


梨･萌:｢ありがとうございます♪♪｣


萌:｢大魔王も様付けだったんだね。｣


梨:｢お坊っちゃまだしね。皐月さんが様付けしてないだけだよ。｣


使:｢高山さんが、ですか？｣


梨:｢はい。｣


使:｢私どもに指示を出される時は様付けですので。｣


萌:｢意外です。
最近は大魔王だったよね、梨紗。｣


梨:｢うん、大魔王だね。たまにデカイ赤ちゃんだよ(笑)｣


使:｢高山さん凄いですね。一磨様は難しい方なのでそこまでの信頼関係を築けられて。｣


梨:｢最初はおいとか名前以外で呼ばれたらしいですよ。
一磨君、皐月さんのこと怖がってますし(笑)｣


萌:｢手懐けるの楽だったらしいよ。
餌で釣れるし、脅せばちゃんとやるって。｣