*初恋③* ~☆梨紗のFirst Love☆~
一:「ゆっきーの笑みが怖い。」


高:「俺は一磨の優しい顔が怖い。」


一:「皐月は全てが怖い。」


雪:「高山さん、後日一磨様のこと教えて貰ってもいいですか?」


高:「いいよ。
基本的に他人に無関心で女が嫌い。
後は、ガキ。」


雪:「最後のは何となく掴めました。教育方針も。脅し抜いて勉学に励ませます。何事にも本気で取り組んで戴くためにも。」


一:「鬼だ。」


高:「励のとこ行けないな(笑)」


雪:「あ、大丈夫ですよ一磨様。息抜きは必要ですので。」


一:「ゆっきー…。」



雪:「その分は他の日に勉強して頂ければいいですしね。」


一:「虐めだ。
若名家に住みてぇ。」


高:「武山さんに見てもらうからいいよ。梨紗ちゃんにも見てもらえるし。」


一:「勉強ヤダ。」


高:「結婚して養うんだろ?伊藤から離れて働きたいんだろ?お前の性格上最初からエリートコース進まなきゃムリだぞ?梨紗ちゃんは管理栄養士になって一磨のことを家庭から支えるってことで今勉強がてら武山さんのお手伝いしてるって。俺のためでもいいけどな~。」




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