*初恋③* ~☆梨紗のFirst Love☆~
萌:「梨紗可哀想~。梨紗おいで?」


一:「ざけんな、アンタは健樹んとこ居やがれ。」


一磨は梨紗の腰に腕を回した瞬間、梨紗がうとうとしだした


一磨が梨紗の手を握った


一:「…寝るな、梨紗。」


一磨は梨紗を離し萌につきだした


萌:「何?」


一:「俺の側だと寝ちゃうから。
手のひら暖かいし。」


萌:「そっか。
お兄ちゃんか健樹君が頭撫でたら眠気覚めるんじゃない?」


一:「バ会長。」


劉が梨紗の頭を撫でた瞬間、梨紗の眠気が覚めた


劉:「ホントだ…。」


萌:「健樹君、お兄ちゃんもだったね。」


健:「あぁ。」


劉:「何が?」


一:「俺と萌ちゃんの場合効き目がないんだ。俺の場合なんかしがみつくし。
2人以外だと梨紗が確実に起きるの。」


劉:「面白いな、梨紗ちゃん。

あ、閉会式忘れてた。」


一:「ば~か。会長なんだからしっかりしろよ。
劉ってどっちで生徒会入りしたの?」


劉:「頭。
これでも学年1位ですが?」


一:「…あり得ねぇ。
怖い人は?」


劉:「夢も頭。2位だしな。」



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