*初恋③* ~☆梨紗のFirst Love☆~
校長室にて


話を聞いた後

校:「別に採点の時は先生方使っていいですよ、公務員ですし。私も手伝います。
ただ、用紙代などはどう考えておりますか?」


一:「無駄なとこを削ります。最悪伊藤を使えばいいです。
来年度の体育祭では経費を5万減らしますから。」


校:「そこまで減らせたのか…。
用紙はここだけの話タダで仕入れてんだ。私の知り合いに文具店で働いてんのがいてね(苦笑)」


一:「お知り合いの方は赤字では?」


校:「なんか、今年からタダでいいって言ってきたんだ。真人様には逆らえないって。」


一:「なるほど~(笑)
では、インクも何とかなりますよ。
ではこの案は可決でよろしいんですね?」


校:「もちろんだ。」


一:「再来週から実施します。失礼しました。」


劉:「失礼しました。」


劉:「一磨、真人様って?」


一:「梨紗関係の方だ。詳しくは本人に聞け。」




生徒会室にて


一:「案通った。」


梨:「了解。
今回の出題内容と最低点数黒板に書いたから。」


一:「…簡単じゃね?」


梨:「2回目から難しくする。1回目は出来て当たり前だよ(笑)
経費はどうだった?」


< 330 / 428 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop