*初恋③* ~☆梨紗のFirst Love☆~
葛:「サンキュ。」


一:「……優は今でも?」


葛:「好きだ。けど、俺じゃ無理なんだ梨紗様を幸せにするのは。
一磨の存在がデカ過ぎる、ムカつくくらい。」


一:「…………。」


葛:「泣かすな、いらないって言うな。
別れたら俺高山さんに負けないから。」


一:「別れねぇから。」


葛:「じゃなきゃ困る(笑)
梨紗様のとこに戻りますか。」


2人はリビングに戻った


葛:「寝ちゃったな(苦笑)」


一:「だな。カタツムリの頭掴んで。」


葛:「カタツムリ嫌いって言ってたな。塩に負ける虫とかあり得ないって(笑)」


一:「考え方ずれてる(笑)」


葛木がカタツムリを引っ張ったらすんなりと取れた


一:「珍しい~。あ、これ梨紗の荷物。」


葛:「ありがと。

一磨は何してんだ(呆)」

一磨が葛木のお腹をつついていたのだ


一:「優って腹筋割れてる?」


葛:「……多分。

何服捲ってんだよ(呆)」


一:「あ、割れてる。割れすぎじゃね?」


葛:「一磨の方が割れてる。
梨紗様ありがとな。」


葛木は寝てしまった梨紗を担ぎ、荷物を持った


一:「いいえ~。」


2人は伊藤家を後にした


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