*初恋③* ~☆梨紗のFirst Love☆~
それから4人はデザートを食べた


梨:「美味しい♪♪」


葛:「美味しくても不味いと言ってあげて下さい。図に乗りますので(笑)」


励:「優?」


一:「彩りもあるし味も丁度いいからメニューに載せて平気じゃね?」


励:「よしっ!!」


葛:「梨紗様、土曜日に武山さんが戻る、と先程連絡がありました。」


梨:「土曜日って、19日か。」


葛:「はい。武山さんとすれ違いで風邪引かないで下さいね。」


梨:「うん。」


一:「あ、あれが何故かあるバスケットボール?」


一磨はベランダを見て言った


梨:「うん。あれって優さんの?」


葛:「違いますね(苦笑)確か真人様が運動するなら適当に置いとくか、ってことで置いてあるのかと(苦笑)」


梨:「へ~。バットとかあったりして(笑)」


葛:「ありましたよ、倉庫に(笑)」


食べ終わった梨紗は庭にある倉庫の中を見た


梨:「…意味なくね?」


一:「優が遊んでくれるよ、きっと(笑)」


一磨はバスケットボールを指で回しながら言った


梨:「凄~い♪♪
教えて?」


一:「ダメ。爪とかガリガリになるよ?」


梨:「じゃあやめる。優さんも出来る?」


葛木は一磨からボールを受け取り指で回した


梨:「凄っ!!
………ムリか。」


< 399 / 428 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop