扇子
冬になって私と奈津美ちゃんは毎日遊んだ。
ある時
「ねぇー麻未さ、お金欲しく無い?」
「え、ぅん!」
「だったら、・・・・」
私は奈津美ちゃんの話を最後まで聞いて、家に帰った。

「ただいま!」
大好きなお母さん、仕事ばっかりして痩せてしまってた。
「お帰りなさい!ママお風呂わいてるよ」
「あれ?今日はどおしたの?」
いつもはお風呂なんて沸かさない。
でも今日は・・・・
「じゃ入るねー」
お風呂の水の音が聞こえたら作戦開始!

お母さんのバックの中から財布を取り出して、中の一万円を抜く。
数十分してお母さんが出てきた時わ罪悪感でいっぱいだった。
< 2 / 22 >

この作品をシェア

pagetop