Rose of blood *short story*
バラ園に付くと真っ暗だった。
それでもお構い無しにシエルは私の手を引きどんどん足を進める。
手を引かれるまま歩いてきた場所は、バラ園の丁度真ん中だった。
すると突然バラ園がライトアップされ、私は驚き周りを見渡した。
「シエルこれッッ…シエル!?」
キョロキョロするのを止め、シエルの方を向きなおすと、シエルは私に向かって跪いていた。
いつもとは逆で、私の事を見上げてみているシエルと目が合い、心臓がドキンッっと高鳴る。
『ローズ姫』
「は、はいッッ////」
『初めてお会いした日貴女の無邪気な笑顔に釘付けになり、貴女を知っていくうちにどんどん貴女に惹かれていきました。この世界で誰よりも貴女を愛しています』
「…シエル」
『永遠とも言える残りの時間、私と一緒に過ごしては頂けないでしょうか?ローズ姫、私と結婚して下さい』
私の左手の薬指にそっとダイアのついたゴールドの指輪をはめてくれる。
私は嬉しくて涙が止まらなかった。
「よろッッこ、んでッッ」
それでもお構い無しにシエルは私の手を引きどんどん足を進める。
手を引かれるまま歩いてきた場所は、バラ園の丁度真ん中だった。
すると突然バラ園がライトアップされ、私は驚き周りを見渡した。
「シエルこれッッ…シエル!?」
キョロキョロするのを止め、シエルの方を向きなおすと、シエルは私に向かって跪いていた。
いつもとは逆で、私の事を見上げてみているシエルと目が合い、心臓がドキンッっと高鳴る。
『ローズ姫』
「は、はいッッ////」
『初めてお会いした日貴女の無邪気な笑顔に釘付けになり、貴女を知っていくうちにどんどん貴女に惹かれていきました。この世界で誰よりも貴女を愛しています』
「…シエル」
『永遠とも言える残りの時間、私と一緒に過ごしては頂けないでしょうか?ローズ姫、私と結婚して下さい』
私の左手の薬指にそっとダイアのついたゴールドの指輪をはめてくれる。
私は嬉しくて涙が止まらなかった。
「よろッッこ、んでッッ」