Rose of blood *short story*
練習場にはたくさんの騎士団員たちが練習に励んでいた。
騎士団に所属している者たちは、明るい時間でも常に100%の力が発揮できるようにと、この時間にわざわざ外で練習をするとジョシュお兄様から聞いたことがある。
「初めて見たけど凄いんだね」
「私も初めて拝見致しました。みなさん毎日訓練してらっしゃるからお強いんでしょうね」
「私も守られてばかりだとなんだか申し訳ないな。産後教えてもらおうかな」
「シエル様がお仕事どころではなくなってしまいますよ」
笑いながら言うラキの言葉に同感してしまった。
シエルに仕事が手につかないと言われてしまっては、私も無理には押し通せない。
毎回それで断念することが多い。
『ローズ!?』
「ジョシュお兄様!!」
まさかジョシュお兄様がいるとは思わず、嬉しくて駆け寄った。
騎士団に所属している者たちは、明るい時間でも常に100%の力が発揮できるようにと、この時間にわざわざ外で練習をするとジョシュお兄様から聞いたことがある。
「初めて見たけど凄いんだね」
「私も初めて拝見致しました。みなさん毎日訓練してらっしゃるからお強いんでしょうね」
「私も守られてばかりだとなんだか申し訳ないな。産後教えてもらおうかな」
「シエル様がお仕事どころではなくなってしまいますよ」
笑いながら言うラキの言葉に同感してしまった。
シエルに仕事が手につかないと言われてしまっては、私も無理には押し通せない。
毎回それで断念することが多い。
『ローズ!?』
「ジョシュお兄様!!」
まさかジョシュお兄様がいるとは思わず、嬉しくて駆け寄った。