嘘っぱち☆うぇでぃんぐ




瑛「未華…今日はゴメン。帰って」




未「っん」




未華がいなくなって




寂しくなった1DKのうちの部屋




瑛「小さいけど、座りや」




1人用のソファーを指差した




莉音は手紙をうちに渡して




ソファーにちょこんと座った




莉「父ちゃんの…鞄の中…あった」




『母ちゃんへ』




瑛「いつ…うちが母ちゃんって聞いた?」




莉「3歳の誕生日の時。写真見してくれた」




約1年前。




瑛「今はどこに住んでんの?」




莉「保育園の先生の所。父ちゃん以外に家族…いないから」




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