嘘っぱち☆うぇでぃんぐ




美男美女のカップルね~




嫌いなパターンだ




首が痒くなって




掻こうとして




手を首に持っていって気づいた




マフラーしっぱなしだ




返そうと思ったけど、もういなかった




まぁ、どうせまた会うだろう




次の週の授業は先生達の会かなんかで




中止になった



瑛「じゃあ、行ってくる!」




うちが受けれるのは残りこの週だけ




そう。あと3回




アイツは来ているのだろうか?




授業が始まった




いない。




海響も留萌も




どこにもいない




「瑛菜ちゃん
キョロキョロしてどうしたの?」




先生が喋りかけてきた




瑛「宇井留萌と白石海響は休みですか?」




「あの2人ね…病院抜け出して
今、探されてるの
瑛菜ちゃんはしちゃダメよ?」




瑛「心配じゃないんですか?」




先生は少し考えて




「心配じゃないって言ったら
心配だけど、あの2人は常習者だから
何度も2人で抜け出しては
戻ってくるからさっ(笑)」




瑛「あの2人いつから
ここの病院にいるんですか?」




「留萌くんが5年
海響ちゃんが3年」




瑛「重たい病気なんですか?」




「軽くは…ないね
端から見たら凄く元気に
見えるのにね~」




授業が終わっても




2人は戻って来なかった





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