嘘っぱち☆うぇでぃんぐ
夜、うちは窓を開けた
冷たい風がうちを包んだ
瑛「明日は…会えるよな…」
泣き声が聞こえた
一生懸命に殺そうとしているからか
絞り出たような声
瑛「…留萌?」
うちはマフラーを握りしめ
看護婦さんにバレないように
外に飛び出した
留萌はうちの病室の真下の所で
泣いていた
留「グズッ…あぁ…なん…で…ズッ…ッ」
うちはどうしていいかわからず
何て言っていいかわからず
その場を静かに去った