嘘っぱち☆うぇでぃんぐ
「私は留萌と血のつながりがありません。実の父親じゃないんです」
未「え…」
「留萌が3歳の頃、私は留萌の母親と結婚しました。付き合ってまだ半年でした」
留萌の母親は綺麗だった
留萌にソックリだと言う
だけど、欲にまみれていた
留萌の母親は19歳で留萌を出産
留萌の父親とは別れていた
留萌の母親は留萌を自分の親に任せ
自分は自由に遊び歩いていた
そんな生活が2年続き
ある日、留萌は階段から転げ落ち
10針を縫うほどの怪我をした
留萌は母親に会おうとしたのだ
それを知った留萌の母親
こんな母親としてどうしようもない自分を
必要としてくれている
留萌の為に生きようと決めた
そんな時に、お義父さんに出会い
恋に落ち結婚した
だが、結婚1年目で留萌の母親は
家から姿を消した
留萌とお義父さんは2人になった
留萌の母親は1年間の家出の果て
離婚届けをお義父さんに渡した
留萌の親権もだ
留萌が5歳の頃
留萌は母親に見捨てられた