嘘っぱち☆うぇでぃんぐ
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った。
瑛「やば!未華、遅刻する!!」
未「あっ、うん!」
あたしは男を見て、少し迷ったけど、付き合ってることになってるんだし、と思い
未「じゃあ…また…」
ぎごちないけど別れの挨拶をして、走り出そうとした時…
留「未華!!」
腕を掴まれた。
コイツに名前を呼ばれたのが初めてで少し緊張した。
未「何?」
掴んでいた手を離して、スクバの中から1枚の紙を手渡してきた。
留「俺はもう書いたから…また後で」
そう言って、走って行った。