運命



月日が経つのは早く

もうあの日から5年の歳月が過ぎた




「柚姫、帰るぞ」

「雅人…うん、帰ろ!」


私はもう自分の道を歩きはじめた。


何度も振り返りそうになった

でもあなたと約束したから

それぞれ別の道で幸せになるって




「雅人、今日は街の方から帰ろ!」

「あぁ、じゃあ行こう」

私は差し出された手を握った。

雅人と手をつなぎ街を歩く。


「雅人夕食何食べたい?」

「作ってくれんの?そうだな…カレーが食べたい」

「OK、カレーね!わかっ・・・た・・・」

「柚姫?」


うそ、なんで…



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