欲望チェリ-止まらない心
ひー君と親には、既に友達と寄り道するとメールを入れておいた。
過保護なうちの親は、本当の理由を言うときっとうるさいから…
それに忙しいひー君には、余計な心配かけたくないもん。
ひー君…
あたしは立ち止まると、今にも雨がこぼれ落ちそうな空を見上げた。
ダメだ…!
なに弱気になってるの、三咲!
初めてのバイトぐらいでくよくよしてちゃ、ひー君の彼女失格だよ!
前向きにがんばらなきゃ!
そして、あたしは思い出す。
そう言えば、年末にはひー君の誕生日があるじゃん!
だいぶ早いけど…早すぎるけど…その為にお金を稼ぐと思えば良いんだ!
「よし…っ!」
あたしは心を入れ替えると、足取り強くまた歩き出した。
過保護なうちの親は、本当の理由を言うときっとうるさいから…
それに忙しいひー君には、余計な心配かけたくないもん。
ひー君…
あたしは立ち止まると、今にも雨がこぼれ落ちそうな空を見上げた。
ダメだ…!
なに弱気になってるの、三咲!
初めてのバイトぐらいでくよくよしてちゃ、ひー君の彼女失格だよ!
前向きにがんばらなきゃ!
そして、あたしは思い出す。
そう言えば、年末にはひー君の誕生日があるじゃん!
だいぶ早いけど…早すぎるけど…その為にお金を稼ぐと思えば良いんだ!
「よし…っ!」
あたしは心を入れ替えると、足取り強くまた歩き出した。