【完】俺様教師に愛されて。



「な、何だよ森沢……?」

「もしも、凪原くんが来なかったら……」

「か、花恋ちゃん?いったい何を……」

「来なかったら……!」


ゴクリと、誰かが喉を鳴らした。


「凪原くんの去年の文化祭のあの写真をバラまくよ。あのメイ―――」

「わああああああ!ちょ、まじダメそれダメ!頼む!!」

「じゃあ、部活来てくれる?」

「それ、は……っ」

「やっぱりバラまこう。凪原くんのメ―――」

「行きます行きます!絶対に行きます!だからそれだけは勘弁して下さいお願いしますううううう!!」



< 158 / 343 >

この作品をシェア

pagetop