【完】俺様教師に愛されて。



「恭、ちゃん?」

「凪原……?」

「あたりでしょ緒方先生?その男子生徒は、女教師からバッサリふられた」


ニマニマと笑顔を浮かべた恭ちゃんが、私と緒方先生にゆっくりと近づいてくる。


「そしてその男子生徒は、緒方先生、あなただ」


恭ちゃんはそう言って、緒方先生の前に立ち止まった。


「ね、緒方先生?」


ニッコリと、恭ちゃんは緒方先生を見つめた。



< 205 / 343 >

この作品をシェア

pagetop