【完】俺様教師に愛されて。
「断るって……無理だって、言わないんですか?」
そう言って、パチパチと花恋ちゃんは瞳を瞬かせる。
「断らないってコトは、オーケーってコトなんじゃないかな?」
私がそう言うと、何故かピキンとその場の空気が固まった。
あれ?なんか私、変なコト言ったかな??
「な、な……っ!!」
緒方先生は、何故か顔を真っ赤にしている。
「?」
私は訳も分からず、頭に大きなハテナマークを浮かべた。
やっぱり私、何か変なコトを口走ってしまったんじゃ……。
「大丈夫。美加は何も変なコトは言ってないよ。むしろナイス」
グッと恭ちゃんが親指をたてた。
ナイス……?