【完】俺様教師に愛されて。
「……え?」
倉本先生が、私の方を振り返る。
私の口は止まらない。
「先生といるとドキドキして、胸が苦しくなって、いつの間にか大好きじゃ足りないぐらいになってて……とにかく愛してます!!」
お腹の底から、愛を叫ぶ。
「近づくなって、私に関わらないで下さいって言ったのは、このままだと先生に迷惑がかかっちゃうかもって、思って……っ」
愛と一緒に気持ちまで溢れて、瞳からそれが涙となって零れる。