【完】俺様教師に愛されて。



「なんつーかさ、英語のプリント必死でやる美加見てたら、可愛いなって思いはじめて」


スーッと、私の頬を優しく撫でていく。


「テストとかでたまに美加がいい点数とったら、こっちまで嬉しくなったりして」

「せん、せ……っ」

「気づいたら、好きになってた。美加が、大好きになってた」


チュッと軽くリップ音をたて、先生は私の首筋に唇を擦りつける。

な―――っ!?


「先生、ちょ、何して……っ」

「美加見てると、我慢できなくなんだよなぁ……」

「へ?」


見ると、何故かペロリと舌なめずりをしている先生。

次の瞬間には……


「つっ!?」


私は先生に、壁に押さえつけられていた。



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