ヤンキー彼氏×ヤンキー彼女

陽虎side


美龍が起きてから一週間。

昨日美龍は退院して、今日学校に来る。

久しぶりだから、美龍を迎えに来た。

美龍ん家は、見た目からしてまじでかい‥。

「おぉ、陽虎!!」

「豹牙さん、おはよ。美龍は?」

「あぁ、まだ朝飯食ってんぞ?」

「まじ?おせぇから‥。」

「ハハハ。あいつ、いつもおせぇぞ?まだ寝ぼけてっし‥。んじゃ、俺は莉桜の迎え行くな?勝手に上がっていいから!!じゃあな!!」

豹牙さんは、バイクに乗って行ってしまった。

そして、俺は初めて黒崎家に入った‥。

黒崎家は洋風‥。

靴はいたまま入るし‥。

中に入ると、ダラダラと美龍が朝飯を食っていた。

まだ俺に気づいてない‥。

「おい!!早く食え!!」

「ん?陽虎?なんでいんの?」

「お前迎えに来たんだろーが。」

「そっか。じゃあもう行かなきゃね‥。待ってて〜。」

「‥はいはい。」

数分後。

「よし!!行くよ!!」

「さっきまでダラダラしてたのは、どこのどいつだよ‥。」

「ん?なんか言った?」

「‥‥‥」
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