ヤンキー彼氏×ヤンキー彼女

そんなこんなで始まった文化祭。

あたしたちのクラスも開店した。

開店と同時に、すごい数ののお客さんが入ってくる‥。

あたしがボーッとしていると、

「黒崎‥美龍ちゃん!!指名入ったよー!!」

「へ?あたし?」

「うん4番テーブルね?」

「はぁ‥。」

「笑顔だよ!!笑顔!!」

笑顔‥。

無理に決まってんだろが!!

そんなことを心の中で叫びながら、言われたテーブルへと向かった。

「ご指名ありがとうございます。美龍です。」

「「「かわいい!!」」」

そこには男三人組がいた。

やだな‥。

でも、仕事!!

「ありがとうございます。」

笑顔で頑張った‥。

それから質問攻め‥。

「彼氏いるの?」

「います。」

「彼氏より俺にしない?」

「しないです。」

「絶対俺の方がいいって!!」

「よくないです。」

そんな質問ばっか‥。

やっとそいつらは帰ったが、また、指名‥。
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