ヤンキー彼氏×ヤンキー彼女

ようやく、目的地に着いた‥。

「美龍、着いたぞ!!」

「‥どこ?ここ。」

「あ?旅館だ、旅館!!」

「それは見りゃわかるよ。」

「いいから下りろ!!」

ボーッとしてる美龍を下ろし、飛羽にお礼を言って、旅館に入った‥。

旅館に入ると、女将さんが出迎えてくれた‥。

「陽虎くん!!大きくなって〜、さっ!!こっち。」

ここは母ちゃんの妹さんの旅館。

だからただで泊まらせてくれた。

部屋に案内してもらい、部屋に入ると、

「ここに泊まるの?」

美龍が聞いてきた。

「そうだけど?」

「旅館とか初めて。」

「そうなのか?」

「だって、いっつもホテルとかだもん‥。」

「そっちか。」

美龍は初めてだからか、はしゃいでいた。

< 123 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop