ヤンキー彼氏×ヤンキー彼女
ようやく、目的地に着いた‥。
「美龍、着いたぞ!!」
「‥どこ?ここ。」
「あ?旅館だ、旅館!!」
「それは見りゃわかるよ。」
「いいから下りろ!!」
ボーッとしてる美龍を下ろし、飛羽にお礼を言って、旅館に入った‥。
旅館に入ると、女将さんが出迎えてくれた‥。
「陽虎くん!!大きくなって〜、さっ!!こっち。」
ここは母ちゃんの妹さんの旅館。
だからただで泊まらせてくれた。
部屋に案内してもらい、部屋に入ると、
「ここに泊まるの?」
美龍が聞いてきた。
「そうだけど?」
「旅館とか初めて。」
「そうなのか?」
「だって、いっつもホテルとかだもん‥。」
「そっちか。」
美龍は初めてだからか、はしゃいでいた。