ヤンキー彼氏×ヤンキー彼女

教室に入ると、春風と西内がイチャイチャしてた‥。

「イチャってんじゃねぇよ!!」

「ひがむなよ!!ひーくん。」

「ひがんでねぇよ!!エロつーくん。」

「エロは陽虎だろ!!」

「‥だって美龍がいるだけで、誘ってるだろ‥。」

は?意味わかんないから!!

「‥わかる!!」

わかっちゃう?!?!

「やっぱり?!さすが親友!!」

「さすが親友!!」

なんか、意味わかんない‥。

「エロガキ!!」

「ほんとエロい‥。」

春風がそう言った‥。

「時間さえあれば触ってくるもん‥。」

「陽虎も‥。」

「赤沢くんは仕方ないでしょ?」

「へ?」

「だって、あと少しで美龍いなくなっちゃうんだし‥。」

「‥あっ!!そっか‥。」

春風は、あたしが春にアメリカに行くことを伝えてある‥。

「寂しいな‥。」

「別に永遠の別れじゃないから!!たまに帰ってくるし。」

「それでも、毎日一緒にいたのに、毎日会えなくなっちゃうんだよ?」

そういえばそっか‥。
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