ヤンキー彼氏×ヤンキー彼女
「‥へ?」
「返事はアメリカから帰ってきた時で!!俺は待ってっから。美龍信じて待ってる。‥けど、予約だけ!!」
正直、情けねぇけど自信なかっただけ‥。
美龍を取られそうで、怖かっただけ‥。
「あたしは、どこにも行かない。あっちに何年いても、何年会えなくても‥。あたしは、陽虎だけ。だから、待っててね?」
俺の心を見透かされてるみたいだった‥。
「‥やっぱ、俺には美龍しかいねぇわ!!待ってる。いつまでも。」
待つことしか出来ねぇ。
けどいつか、二人で暮らせる日が来たら、幸せに暮らしたい。
俺と結婚するのは、危険かもしれない‥。
でも、美龍となら大丈夫な気がするから‥。
いつかまた、二人で過ごせる日が来るまで、お互い辛抱だ‥。
待ってるからな‥。
そう思い、俺は美龍を強く、強く抱きしめた‥。