ヤンキー彼氏×ヤンキー彼女

―‥そして、ある日。


いつも通り美龍のお見舞いに来た。

いつも通り綺麗な顔で眠ってる。

『人の気も知らないで寝てんじゃねぇ!!』

って、叫びたくなる‥。


そして、いつものように、今日あった出来事を報告して、キスをして帰ろうとした。


すると―‥

「‥ん‥。」

‥ん?誰の声だ?

振り返ると、

そこには、目をうっすらと開けた美龍がいた。

「‥美龍‥?」

「‥ひ‥と‥ら‥‥?」

「み‥りゅ‥‥。」

「‥あたし‥生きてる?」

「生き‥てる。どんだけ待たせんだよ!!!!」

「そんな‥寝てた‥?」

「あぁ。三ヶ月!!」

「そんなに‥?」

「あぁ。」

美龍だぁ‥。

よかった‥。
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