黒猫は野良猫★
僕は倒れた或に駆け寄った。
「或っ!?或!!!」
僕は必死に或の名前を呼んだ。
或は…少し目を開けフッと笑った。
「…だい、じょ…ぶ‥」
「或……」
大丈夫なわけない‥
或‥っ
ごめんね‥
僕はキッと劍冴を睨んだ。
劍冴はフッと笑うと、戦闘態勢に入った。
「…潰す」
僕はそう言うと、劍冴に攻撃し始めた。
何度も何度も…
劍冴を攻撃した。
全ての神経を集中させ、一撃一撃に力を込めた。