黒猫は野良猫★
午後11時
誰もが寝静まる夜…
僕らは動き出す‥
満月の輝きを体中に浴び‥
黒猫達が目を覚ます
「閨杜‥第三部隊まで集まったか?」
「はい」
僕らはいつもの倉庫に集まり、攻めに行く準備をしていた。
「よし、全員集まれ」
僕らの親猫‥玖音の側にみんな集まる
「今日は全国No.8の族‥魔風<マフウ>を潰す。全国まであがって来ただけあって強い」
僕ら黙って玖音の話を聞く
「奴らは俺たち黒猫を潰して一気にNo.1になろうとしている。だが俺は譲る気はない」
うん、
僕も譲る気なんかない
守らなきゃ‥
「俺たちは死ぬ気で‥自力で勝ち取ってきたからな。…絶対に勝つぞ。ついてきてくれるか?」
「「「「「「「はいっ!!!!!!」」」」」」」
みんなの返事と共に‥黒猫は動き出す