黒猫は野良猫★




僕は静かに笑った。



「もういい」



…やっぱり

怒らせちゃった



玖音は病室から出て行こうとした。



だから僕は呼び止めた。




「玖音……これだけは覚えててほしい。」



どうしても、伝えたかったから。









「僕は玖音が大好き」



誰よりも、玖音のことが大好き。



「…例え‥一緒にいられなくなったとしても…大好きだよ」
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