黒猫は野良猫★



「浬音さん?何かあったんですか?」

「…黒猫の中から、裏切り者がでたらしい」

「え‥」

「そんな…」

「な、なにかの間違いじゃ‥」

「……だといいけど。急ごう」



僕は今、バイクが手元にない為、子猫の後ろに乗った。


交通ルールを守りつつも、急ぎ目に倉庫へ向かった。



なんだか…

嫌な予感がする



僕は何もないことを祈った。
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