君は僕が好きすぎて
初めて見たときいかにもチャラいです!みたいな
かんじだったからちょっとビックリした。
でもね。その優しい声に惹かれたの。

「あのさ。」

「何?」

「いつもここにいるの?」

「今日はたまたま。いつもは近くの公園までいく。」

「そっか。」

「みみちゃんは?」

「下の名前で呼んだ!!?」

「あれ?嫌だったらなおすよ。」

「別にそうじゃないけど男子に下の名前で呼ばれる
なんてめったにないからさ。」

「そう。」

「私最近いいことなくてここにきて発散してるの。」

「そうなんだ。」

「とにかく昼寝の邪魔しちゃってごめんね。」

「きにしてないよ。」

「じゃあ私教室戻るね。」

「…待って。」

「なに?」

「メアド教えて!」

「うん。いいよ」

突然慌てる君をみた。
初めて見る君の一面。


もっと知りたくなった。


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