危険な授業
プロローグ
「ヤバっっ遅刻!!」

これが私。中村杏美16歳 高1。

「何で起こしてくれなかったの?」
「起こしてくれなかったって、お母さんは何回も起こしました。」
「もぉ、お母さんなんかキライっっ
行ってきまーす‼」


「おー♪俊!乗せてって‼」
「またー?お前いい加減にしろよ。ちょっとは歩け!」
「いーぢゃん☆別に減るモノじゃないしー。」

これは、小さい頃からの幼なじみの桐原 俊。
毎朝遅刻しそうな私を自転車に乗せていってくれる。
これがまたモテモテで女子の中でガールズトークをすると必ずといっていいほど俊の名前がでてくる。
ちなみにちょっとエロいから2人きりでいい雰囲気になったら要注意!


「もぉー。ちょっと、、速いって!
怖いよぉ。」
「つかまってろよ。」

杏美は俊の腰に手をまわしてギュってする。
(バーカ。簡単すぎんだよ。背中に“アレ”あたってるし。)



「あー!やっと着いた。間に合ったね、いつもありがとうd(^_^o)」
「明日は乗せてやんねーかんな。」
「あはっ☆わかったわかった。」

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