猫娘さまっ!



そこからは全然記憶がない。



ただ、覚えているのは



ふわふわのベッドに寝かせられ、



そこから安心する温かいものに包まれて、



触れるだけのキスをされたってこと。



誰だろう…。



レン…かな?


レンだったらいいな…



あれ、私何考えてるんだろ………


"目を開けて!"


そんな私の思いとは裏腹に


私はそのまま意識を手放した。




< 87 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop