妄想俺様彼氏


それに気付いたのか椎斗くんはゆっくりと唇を離してくれた…


『ぷはっ!!はあ、はぁ』


酸素が足りないからか肩を揺らす。


「息ぐらいしろよ。そんなんじゃこの先。続き出来ねぇよ?」


そう言いながら濡れた私の唇を椎斗くんの指先でなぞった。




//////言葉が出せない。


「泣くほど、俺の事好きなんだろ?」



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