妄想俺様彼氏



そのまま麗は言葉を続けた。

「だってずっと朝から妖怪みたいな?死んだような顔してたよっ?」



『よ…妖怪!?し…死んだ!?』


私はあり得ないって顔で麗を見つめた。



「そうそう!!こんな!!」


麗はこれが私だと言うようにあまりにもヒドイ顔をして見せた。


『ち…違っ!!絶対そんな顔して無いもんっ!!』


麗の綺麗な顔を私は両手で挟んだ。



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